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 Kino-Plasmat (キノ・プラズマート) 5cm(50mm) f1.5 (2)
 

Lens Data

Lens Unit

Lens Photo


製造年:1933

Production : 1933


Lens Impression

新しいキノ・プラズマートを入手しました。
鏡胴はオリジナル・ライカ・マウントのものと同じです。さらに絞りリングがクロームではなくニッケルですので、より渋い輝きで魅了してくれています。
M&S Opticalさんにお願いしてライカマウントにしていただきました。
描写の特徴は1本目と同じキノ・プラズマートそのものですが、ガラスがよりクリアな状態である分、こちらのレンズのほうが抜けの良い画像をもたらしてくれます。

(以下「レンズの歴史」)から引用
当時の最先端であったキノ(映画)撮影用に驚異的な明るさを提供したレンズ。
アナスティグマットを応用し、最大限に集光性を確保するために中央の凹メニスカスレンズを内向きに配置したものと考えられるが、その他のほとんどのアナスティグマット型が中央の空気間隔(空気レンズ)を凸型にして凹レンズ的発散作用を持たせているのに対し、このキノ・プラズマートだけが唯一の例外となった。
中央の凹空間による収斂効果はより多くの光を画面に送る効果を発揮した一方、周辺部の像面には良い影響を与えなかったようである。
ルドルフ博士はこの画像特性には気づいていたはずであるが、動画であれば周辺部にはあまり聴視者の注意が向かないこと、なによりも明るさが優先されたことから、製造に踏み切ったものと思われる。

I got 2nd Kino Plasmat.
Lens body is the same design with a original leica mount. Furthermore, the aperture ring is coated with nickel in stead of chrome of leica mount, I am much more fascinated in it.
I asked M&S Optical to modify into leica mount.
The characteristic of its expression is typical Kino Plasmat which is the same as 1st Kino, however the clearness of glass of this 2nd is more than 1st , so it gives me more transparent picture than that of 1st.

(followings are quoted from 'History of Lens')
Kino Plasmat accomplished the marvelous speed for Kino(movie) filming which was the most advanced culture at that time.
I estimate this lens was designed by applying the technology of Anastigmat fundamentally, and arranged center two concave meniscuses into the opposite direction to face their projection each other to gather maximum light into. After all this arrangement became the only exception among other Anastigmat arrangement which are to face their hollows face each other to make convex shape of air space to produce more radiation effect. The concentration of light by center concame air space was useful to make faster full aperture, but on the other hand, it made bad affect to its image surface around peripheral part.
I am certain Dr.Rudolph easily realized this, but went into production to take priority to its speed and to the usage of Kino(movie) pictures which are usually paid attention to the center image mainly.

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 Photos with Kino-Plasmat 50mm f1.5 (2)
 
2015
Kamakura Yukata
(鎌倉浴衣撮影会)
 
プリコラージュ工房NOCTOさんが主催された浴衣撮影会に参加しました。開催場所は「古民家スタジオ・イシワタリ」です。そこはとても雰囲気のあるスペースで、いろいろな季節・気候で撮影したくなりました。
当日はまさに猛暑日連続記録の真っ只中でしたので、モデルさんも撮影者も汗だくになりながらの撮影、おのずとあまり動き回ることなく、撮影は続きました。

当日は35mm,50mm,75mmの3本のキノ・プラズマートを持参しました。

今回の撮影場所では50mmが最も自分に合っていましたので、最も多くの枚数を撮影しました。
明暗の差が激しく、非常に光のコントロールが難しい状況で、普段このようなモデル撮影を行わない撮影スタイルばかりですので、未熟な部分が多く出てしまいましたね。
レンズの描写は75mmよりははっきりとした「ぐるぐるボケ」が見られますが、中央部のクリアな画像とのコントラストが、やはりキノ・プラズマートが究極と思わせるだけのパワーを示してくれています。
2014
Hato no Machi
(鳩の街)
 

知る人ぞ知る鳩の街です。さまざまな小説などでやや猥雑さを含んだ下町の情感が伝えられた街です。
戦前は永井荷風の小説濹東綺譚
で有名な「玉の井」がこの近辺では著名でしたが、戦災で焼けてしまったために、一部の業者が移転して再開した場所がこの鳩の街といわれています。両者は歩いて10分くらいの距離にありますが、どちらも現在はごく普通の住宅街・商店街となってしまっています。
鳩の街商店街も、残念ながらすでにあまり人通りの多くない商店街となってしまっていました。それでもその場の空気には確かに華やかなりし香りも漂っておりました。
前半が絞った写真作例、後半が開放での作例となります。

'Hato no Machi' had been a famous amusement town written in many Novels.
Until the end of WWII, Tamanoi in stead of Hato no Machi had been more fanous around this area, however because Tamanoi got heavy damage by the Air Raid Attach in WWII, some agents in Tamanoi have moved into Hato no Machi and start business again. Both area locates only within 10 minutes walking distance, both area became usual residential area.
I could not find many people shopping at Hato no Machi shopping zone, but I definetely felt some air coming from past exciting atomosphere of this town.


2013
Matsuri in Akiya
(秋谷の祭り)
横須賀市秋谷は別名「南葉山」とも呼ばれる地域ですが、まだまだ鄙びた漁村の雰囲気を残しています。
毎年7月に行われる祭りは地域をあげて行われるもので、神輿が海の中を進むことが特徴です。
今回導入したキノ・プラズマートは、非常にクリアなレンズで、中央部は非常にぬけの良い画像を示してくれます。
周辺部はまさにキノの画像で、非点収差からくるぐるぐるが画面全体の立体感を増してくれます。

'Akiya' in Yokosuka city is the area also called 'south Hayama', still remains an atomosphere of rustic fishing village.
Thsi summer festival is held in July every year which has characteristic of carrying portable shrines in the sea.
This new Kino Plasmat is very clear lens which shows such sharp and transparent expression in center of pictures.
On the other hand, it also shows typical Kino Plasmat's expression arond peripheral part whose swirling bokeh enhances
its three dimensional impression.