Lens Impression
こちらもRÜO Optik GMBHのカタログ(1924)に登場しない大口径f1.8のレンズです。カタログにはRÜO Kino 名レンズは4.2cmf2.0までの記載はありますが、それより明るいレンズについては記載がありません。現時点で最も明るいのは、RÜO
Kino 4.2cm f1.5、Caleinar 4.2cm f1.5で、5cmのものではこのf1.8が最も明るいレンズのようです。
でも、近い将来5cmのf1.5が出てくる可能性はあると思います。
レンズ構成については、反射面の数とレンズの曲率を参考にすると、上記の特許と同じスピーディック型の変形ではないかと思われます。。
ほとんど球面収差補正がなされていないのではないかと疑いたくなった4.2cm f1.5とは異なり、中心部の画像などはかなり改善しているようです。ただ、それでも補正は不十分で、絞り開放では全画面にフレアがかかっていきます。
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