RÜO Kino 5cm f1.8
 

Lens Data

Lens Unit

Lens Photo

製造メーカー:Optische-Werke Rüdersdorf G.m.b.H.
設計者:Hugo Hahn
製造番号:20319
製造年:1930年頃
特許番号:DE461083
特許申請日:1925/3/7
レンズ構成:4群4枚 変形エルノスター型
重量:163g(ライカMマウント加工後)
最小絞り値:f18
絞り枚数:14枚
最短距離:約1m
マウント:ライカMマウントに換装

推定estimated

Lens Impression

こちらもRÜO Optik GMBHのカタログ(1924)に登場しない大口径f1.8のレンズです。カタログにはRÜO Kino 名レンズは4.2cmf2.0までの記載はありますが、それより明るいレンズについては記載がありません。現時点で最も明るいのは、RÜO Kino 4.2cm f1.5、Caleinar 4.2cm f1.5で、5cmのものではこのf1.8が最も明るいレンズのようです。
でも、近い将来5cmのf1.5が出てくる可能性はあると思います。

レンズ構成については、反射面の数とレンズの曲率を参考にすると、上記の特許と同じスピーディック型の変形ではないかと思われます。。

ほとんど球面収差補正がなされていないのではないかと疑いたくなった4.2cm f1.5とは異なり、中心部の画像などはかなり改善しているようです。ただ、それでも補正は不十分で、絞り開放では全画面にフレアがかかっていきます。


 Photos with RÜO Kino 5cm f1.8
 
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2025
Kyoto
(京都)
激寒の2月の京都に行ってきました。今回は伊丹空港まで飛行機で行ったので、京都に向かうバスの中から懐かしの太陽の塔が見えました。まだ中学生のころ、単身で一週間東京から万博に行ったことを思い出します。
今では考えられませんが、その時にもっとも感激したのは月の石でもパビリオンでもなく、「わあ、こんなに外人ばかりいる!」ということでした。それほどに本には外国人は少なかった時代です。
さて、京都では、通りの写真をたくさん撮影しました。周辺部まである程度写ってくれるように、RÜO Kino レンズは少し絞っています。京都の路地は、後から見返してもその都度新たな発見があるのでとても楽しいです。
     
 
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